サッカーの南米選手権「コパ・アメリカ」
サッカー好きな人ならよくご存じかと思いますが、
今日はこれにルーペ!した情報をご紹介。
一緒に物知りになりましょう。
コパ・アメリカとは
まず、コパ・アメリカとは。
簡単に言ってしえば、南米のサッカー大会のことです。
その歴史は古く、ナショナルチームによる大会の中ではで最も古い大陸選手権大会なんだそう。
コパ・アメリカはいつから始まった?
コパ・アメリカは1916年7月2日から始まりました。
当時の大会名称は、南米選手権。
スペイン語での表記は、カンペオナト・スダメリカノ・デ・セレクシオネス(Campeonato Sudamericano de Selecciones)です。
開催国はアルゼンチン。
アルゼンチン・ブラジル・チリ・ウルグアイの4か国が参加した大会で、アルゼンチンの独立100周年記念の一環として開催されたのが始まりです。
決勝戦はアルゼンチンとウルグアイが0-0で引き分け。
初代優勝国はウルグアイでした。
この記事を執筆しているのが2020年7月2日なので、
ちょうど104年前に「第1回サッカー南米選手権」が開催されたということになります。
とても歴史ある大会ということが分かりますね。
直近の大会は?というと「コパ・アメリカ2019ブラジル大会」
招待国として日本も参加したので、まだ記憶に新しいかと思います。
2020年は新型コロナウイルスで開催延期
ちなみに今年(2020年)は6月に開催予定でしたが、
新型コロナウイルスの影響により延期となり、
2021年6月11日から7月11日に開催予定と発表されています。
今、南米(特に前回優勝国のブラジル)の被害が日に日に拡大傾向にあるのでどうなるか心配ですね。
無事にできるといいのですが・・・
この開催延期の発表がされているのが4月なので、開催期間を決めた時点ではここまで被害が拡大するとは想定できていなかったように思われます。
とにかく早い収束を願いたいですね。
ちなみに、コパ・アメリカが延期となったのは今回が初めてではないようです。1918年に流行したインフルエンザのパンデミック(俗称スペインかぜ)の時にも1919年に延期されています。
南米選手権からコパ・アメリカに改名されたのはいつ?
1975年、第30回目にあたる大会で正式にコパ・アメリカ(CopaAmérica)に改名されました。
南米以外の国が参加するようになったのはいつから?
1993年のエクアドル大会から、CONMEBOLは南米以外のチームを大会に招待するようになりました。
日本はこれまでに4回招待され、1999年と2019年に出場しています。
(2011年は東日本大震災により、2015年は日程の都合により辞退)
アジア圏で招待されている国は今のところ日本のみですね。
一番最初(1913年)の招待国は?
アメリカとメキシコでした。
通常招待するのは2か国ですが、2016年は、コスタリカ・米国(主催者)・ハイチ・ジャマイカ・メキシコ・パナマの6つのチームが特別に招待されています。
今のところ、招待国が優勝を勝ち取った大会はありませんが、メキシコは1993年、2001年、1997年、1999年、2007年で準優勝となっています。
コパ・アメリカの開催頻度は?
1916年から1929年
毎年開催(ただし1918年と1928年は除く)
1935年から1967年
不定期(1年毎、2年毎、3年毎、4年毎)に開催。
※1930年から1934年は未開催
1975年以降
4年毎の開催
1987年から2001年
2年毎
2002年以降
3年毎
今後
4年毎
これについては、2020年(偶数年)に開催し、EUROと同じ年にやったほうが「選手を呼びやすく、大会を盛り上げやすい」という狙いがあったようですが、新型コロナウイルスにより計画通りにいかなかったようですね。
CONMEBOLとは?
南米サッカー連盟のこと。
スペイン語表記では、Confederación Sudamericana de Fútbol。
国際サッカー連盟(FIFA)の傘下で、世界で最も最初に設立されたサッカー大陸連盟です。
加盟国は10か国
アルゼンチン、ボリビア、ブラジル、チリ、コロンビア、エクアドル、パラグアイ、ペルー、ウルグアイ、ベネズエラ
ペルーが参加したのは1927年。7番目の加盟国です。
コメント