Peru北西部:【プエルト・チカマ】サーファのメッカ。”世界一の波”で有名なビーチとは。

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7月3日は波の日。

ということで波の話題。

世界中にたくさんのビーチがありますが、

なんとペルーには”世界一”の座を誇るビーチがあるんです。

ニッペママ
ニッペママ

今回は、世界で一番長い波『チカマビーチ』にルーペ!!

世界で一番長い波で注目を集めるビーチをご紹介します。

世界で一番長い波で注目されるチカマビーチについて

さて、南米ペルーにあるというチカマビーチ
具体的には、ペルーのどの辺に位置するのでしょうか。

プエルト・チカマ・ビーチ(Perto Chicama beach)の場所

プエルト・チカマ・ビーチはペルー北西部にあります
地図でみると、この★マークの辺り。
ラ・リベルタ州アスコぺ県チカマという町があります。

チカマへの行き方

出発地点をリマとして説明すると、まずリマからバスに乗り、トゥルヒジョまで行きます。
パナメリカナハイウェイで行くことができますが約9時間の長旅となります。

トゥルヒジョに到着したら、今度はトゥルヒジョからさらにバスに乗って北上。こちらもパナメリカナハイウェイで行くことがでいます。バスに揺られること2時間30分、30kmほど走行したところにチカマがあります。

チカマビーチが世界に注目されるようになった経緯

アメリカの有名サーファーが発見!

アメリカの最も有名なハワイアンサーファーの1人であるチャック・シップマン氏が、プンタロカスでのワールドサーフィン選手権後に発見したと言われています。

というのも帰国する飛行機の窓からその海を眺めていて、波の動きに気付いたんだそうです。

すごい観察力ですよね!!

そしてサーファーとしてその波に可能性を見出した彼は、数か月後(1965年)、ペルーのサーファーらと共に、この波を解明・研究し、特定までに至ったのです。

この努力により、チカマビーチは世界中で注目され、人気を増していったという経緯があります。

近年のチカマビーチの宣伝効果

近年では、2016年にはヨーロッパのサーフチャンピオンであるアミットインバー(イスラエル)などがビーチを訪れ、世界のサーファーの観光地としてペルーを宣伝。

1999年の世界チャンピオン、マーク・オシラップ(米国)がサーフィンに関するドキュメンタリーを撮影するために訪れてチカマを宣伝。

国内外の様々な大会にも利用され、その注目度は高まるばかりです。

チカマの波の特徴はサーファーを魅了するレフトの波

飛行機からでも魅力的な波だったということからも、チカマの波は他と比べて、とても印象的な波だということがわかります。

特徴的なのは、約2kmを超える長さのレフトの波
最良の時には4kmになることもあるんだとか。

これが、世界で一番長い波と言われる理由ですね。

ニッペママはサーフィンをやったことがないので、
「レフトの波ってなんだろう?」と調べてしまいましたが、
沖から岸に見て右から左にブレイクしていく波のことをそう呼ぶようです。
グーフィーの波と呼ぶ場合もあるようですね。

条件が良ければ、3分以上のロングライドもできる可能性があり、その波高は最大2〜2.5メートルにも達します。波乗り中の眺めは壮観なことでしょう。サーファーなら一度は行ってみたいと憧れる場所。納得です。

実際、このチカマの波に魅了され、世界中から有名サーファー等も訪れているようです。

サーフィン以外にはどんな楽しみ方があるの?

チカマビーチはサーフィンだけではありません。
他にはこのようなスポーツも楽しむことができます。

・スタンドアップパドルボード
 日本でも近年女性に人気のSUPですね。
・ウィンドサーフィン
・スポーツフィッシング
 桟橋近くで釣りをすることもできます。

チカマビーチのベストシーズンは?

目的によって変わってきます。

サーフィンを楽しみたいなら

4月から10月(乾季)がオススメです。
この時期は風が強くなり波が増え、長い波が期待できます。

チカマでは、すでに知られる複数の波が見られますが「マルパソ」と呼ばれる波は最大6メートルまでバーストするとか。この波は2 kmの波とつながり、平均高度が3メートルにもなります。

おすすめの着用するウェットスーツの種類と数量

水の平均気温は17.7℃から22.1°C間で変動。
【4月~11月】:3mm / 2mmの長いウェットスーツ
【12月~3月】:3mm / 2mmの短いウェットスーツ
【6月~8月】:寒いのでウェットスーツ2つがおすすめ

海水浴やサーフィン以外のスポーツを楽しみたいなら

夏のシーズンに行くことをおすすめします。

チカマの気候は15°Cから28°C。平均して暖かいです。
1日以上滞在し、ビーチやその他のアトラクションを楽しみたい場合は、トルヒーヨで宿泊施設を探しましょう。

トゥルヒジョには多くの旅行代理店があり、チカマにも必要なアイテム(釣り竿、サーフボード、水用の特別なスーツなど)をレンタルできる旅行代理店があります。サーフィンのレッスンやその他のスポーツや水上練習ができる店もあるのですね。

チカマビーチ付近(チカマ町)の観光スポット

チカマは約400年の歴史がある町。町の広さは895.45平方キロメートル以上もあります。観光スポットとして、ビーチ以外にも楽しめる場所があります。

エル・ブルホ(El Brujo Archaeological Complex)

チカマ川沿いにあるペルーの古代文明を感じることのできる遺跡です。

この遺跡についてはこちらの記事をチェック。

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この記事を書いた人は

酉年生まれのアラフォーママ。
申年の夫と申年と戌年の息子がいる。

日本とペルーがモチーフのショルダーバッグがトレードマーク。中にはいつもルーペが入っている。

夫のいるペルーへ2020年4月に移住予定だったが、COVID-19の影響で国境閉鎖になり渡航できずにいる。

早く安心安全な生活が戻り、ペルーへ行けることを願っている。

→2020年12月、次男の熱傷事故により渡航は断念。日本で子供2人と3人だけでの生活に奮闘中。

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