風邪を引いて薬を飲ませないといけない。
でも、うちの子ちゃんと飲んでくれないんだよなぁ・・・
なんてお悩みのパパママは多いのでは!?
何の抵抗もなく美味しく飲めちゃう子もいれば、
いやだいやだと必死に抵抗する子も。
わが子は完全に長男も次男も味に敏感なのか、
後者のタイプだったので薬を飲ませるのはけっこう奮闘してきました。
甘いものに混ぜてみたり、
練って前歯の裏に混ぜてみたり、
市販の「おくすり飲めたね」に混ぜてみたり、
何をやっても飲んでくれないーとお嘆きのあなた。
そんなパパママの参考になればと思い、
実際に1ヶ月以上の入院生活中、
我が子に大事な薬を飲ませ続けなければならないという状況下で、
色んな方法を試して克服したので、その結果をご紹介したいと思います。
今回は、「子供に粉薬を飲ませる方法」にルーペ!
子供に粉薬を飲ませる方法
では早速ご紹介していきます。
最終的には薬を自ら飲みたがるようにまで変わったので、
この中のどれかで飲めるようになるといいですね。
その1:少量の水に溶かしてスプーンで与える
定番ですね。
これは初期の頃にやっていましたが、スプーンをエーイッと手で跳ねのけられてNG。
この方法は、薬に対する苦手意識が解けてから。
薬は甘くて美味しいと認識が変わってからがお手軽なのでおすすめです。
それまでは失敗して薬が台無しになるリスクあり。
その2:飲み物やデザートに混ぜる
こちらも定番。
オレンジジュースやりんごジュースなど味の濃い飲み物に混ぜる。
ゼリーやヨーグルトに混ぜる。
混ぜるところは見られないようにこっそりと。
薬が入っているとばれるとそれだけで飲もうとしなくなります。
あと、この方法は薬との相性も関係するので、合わないようなら他の方法で。
水に溶けると苦いタイプの薬は・・・
ちょっと味見してみればまずくて飲んでくれないのが納得できます。
子供だましでも、まずいものはまずい。ので、
「ほらー美味しいよー」なんて与えるのは可哀想な話です。。
その3:シリンジで飲ませる
こちらは入院中ならでは試せた方法。
薬をうまく飲めない息子のために看護師さんがシリンジを貸してくれたのです。
見たことのない道具に息子は興味津々。
お茶とか普通にチュッチュッと飲ませてみてから「なんだこれ楽しい!」と喜んだところに、
今度は薬を水で溶かしたものをあげてみます。
自分の吸引力でチューっと飲めるのが面白いようで。ぐびぐび飲んでくれました。
ネットでも手に入るので、どうしても飲んでくれない場合はこれもアリですね。
その4:そのままスプーンで飲ませる(食べさせる)
これは苦い薬の場合は特に有効。
薬を飲んでくれないから何とか他のものと混ぜて味がわからないようにしよう・・・
と考えてしまいがちですが、意外や意外。
何も混ぜないでそのまま直接あげてみた方が良かったりします。
理由は、苦い薬の周りには甘いのがコーティングされているので、
それを水などで溶かしてしまうと苦い状態で口の中に入ってしまうので、
「まずい。いらない。いやだ。」と認識してしまうようです。
そのままあげれば口の中に入ってきて一番最初に感じる味覚は”甘い”になるので、
なんだ甘いじゃん。食べられるじゃん。となるようで。
「ほら、甘いで?」と聞いてみると「うん、甘い。」
あれれれーという不思議な表情で喜びます。
これが成功すれば、次からも薬に対する印象も変わって飲んでくれるようになるかも!?
その5:薬を混ぜて作るところから一緒にやる
裏でこっそり混ぜて飲ませようとしてもダメだった子には、これも効果的。
逆に薬の袋を見せて、開けてあげて、コップにこれを入れてね~と。
なんでも自分でやってみたいお年頃(2~3歳)の子供は、この「やらせてみる」手法はけっこう効き目あります。
薬がコップに入ったら、今度は「お水をいれてね~」と注ぐのをやってもらいます。
そして最後はストローやスプーンで混ぜ混ぜ。かきまぜてもらいます。
するとあら不思議。
同じ水に溶かした薬でも、自分でやった充実感からか美味しく飲めてしまいます。
良い薬の飲ませ方はありましたか?
ちなみに我が子の場合、最終的には自分から「くすり飲む」と言って
口を開けて上を向いて直接粉薬をイン。
じゃりじゃり食べるようにまで変わりました(笑)
コツは「甘い」「美味しい」「楽しい」に意識を変えてあげられるように工夫すること。
そんな風に思います。
薬、ちゃんと飲んでくれるだろうか・・・
この不安がなくなるだけでもプレッシャーから解放されるはず。
薬は体の中に入りさえすれば効果は同じなので
(たまに牛乳に混ぜないでくださいとかあるのでそこはお気を付けを)
色々と試してみて子供にあった飲み方を見つけてみて下さいね。
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